中学生・高校生のスポーツ障害・スポーツ事故の予防‐体育の授業や部活動について

部活動や学校の授業を安全に行うために、今すぐ知っておきたい大切な事です。





AED(自動体外式除細動器)の活用

 体育の授業や部活動などで、長距離走など、身体に大きな負担がかかる激しい運動をいきなり行ったりした場合、突然倒れたりするケースがあります。このような場合、指導者が、倒れた人の正常な呼吸の有無の確認や脈拍の確認を行うことが必要です。

 最近では、心肺蘇生法として、AED(自動体外式除細動器)を活用するという取り組みが注目されています。少年野球の選手が試合中に胸に打球を受け心臓発作を起こして死亡したのを目の当たりにしたタレントさんが、AEDの普及を呼びかけたことで、AEDの有用性が一般にも広く知られるようになりました。

 これまで、AEDは医師しか使用が認められていませんでしたが、2003年からは救急救命士に使用が認められ、更に2004年からは一般市民も使えるようになりました。したがって、一般市民が重篤な症状が現れた人に対してAEDを使用するという判断を迫られる状況にいつ遭遇してもおかしくない時代になったということになります。

 とりわけ、学校の授業や部活動の際には、急に倒れた人に対してAEDによる心配蘇生法を施すという判断を迫られるべき責任者は、その場を目撃した学校の教員であるということはいうまでもありません。AEDを使用するか否かという判断は非常に難しい問題ではありますが、緊急時の救命措置が手遅れにならないためには、学校の教員がAEDの使用を含めた緊急措置の判断をすることが大切になってきます。


sponsored link

目次

中学生・高校生のスポーツ障害・スポーツ事故の予防-TOP
オーバートレーニング(運動のやりすぎ)に注意
疲労骨折とは- 脛骨や肋骨にかかる負担に注意
練習中の水分の補給の大切さについて
運動前・運動中の健康状態をこまめに把握する
ウォーミングアップ(準備運動)について
身体の異常や、痛みを感じたときにすぐに相談できる雰囲気を作る
武道必修化とスポーツ事故の問題
AED(自動体外式除細動器)の活用
スポーツ障害保険(部活動のけがなどを保障する保険)について
筋肉痛と肉離れに注意
運動中の捻挫に注意
突き指とばね指に注意
アキレス腱の炎症や断裂に注意
テーピングでけがの防止につとめる
スポーツ活動時は無理をしない
脳震盪(脳しんとう)に注意
「足がつる」状況・こむらがえりに注意
野球肩と野球肘に注意
ジャンパー膝(ジャンプ動作中の障害)に注意
半月板損傷に注意
「武道必修化」の今後の安全対策について

Amazon

経口補水液 オーエスワン(OS-1) 500ml×24本

ポカリスエット粉末(パウダー) 1L用 25袋

AED講習

sponsored link

rakuten

【今なら小児用キーと取扱説明のDVDプレゼント!!】AED本体 ハートスタートFRX(861304) 【除細動器】

Amazon

フィリップス製AED ハートスタートHS1 M5066A 2005





sponsored link


※このサイトはスポーツ障害の問題について概要を述べただけであり、個別の症状に応じた医学的助言をしているわけではありません。当サイトの情報を参考にしたことにより何らかの損害等が発生した場合でも、当サイトでは責任は負うことができません。個別の症状に関しては、医者などの専門家に相談することを強く推奨いたします。

(c)中学生・高校生のスポーツ障害・スポーツ事故の予防‐体育の授業や部活動について

inserted by FC2 system